デザイナー評価基準を作ろう!
成果を数値で測りにくい「デザイン」。
それを作り出すデザイナーの評価って、どうしたらいいの?
今回のnoteでは、デザイナーの評価基準に対するNAVICUSの取り組みをご紹介させてください!
NAVICUSのデザイナーって何してるの?
こんにちは!
NAVICUSでデザイン制作を担っているクリエイティブセクション
「ポンポーゾ」です!
私たちはSNSに必要なバナー制作を始め、動画、印刷物全般、LP、ロゴ、イラスト、などなど、あらゆるクリエイティブ制作を行っています。
企業様の持ち味を活かしつつ、ファンの気持ちに寄り添ったファンベースのデザインが得意です。
関わる人々から推されるような、「あなたたちにお願いしたい!」と言われるデザイナー集団を目指して日々奮闘しています!
デザイナーたちがぶつかった壁
NAVICUSでは評価の基準は一律に存在するものの、
デザイナーとしての成果を測る方法や指標を数値化できないか?と悩んでいました。
デザイナーだけで仕事をすることはほとんどないため、
そもそも私たちの成果を見える化すること自体が難しい状況でした。
マーケターと日々タッグを組んで、「End User First」のためにデザイン制作を行っています。
マーケ施策とデザインが絡み合いながら成果を出しているため、
「デザインの成果・デザイナーの成果」だけを切り出して測ることも非常に難しいのです。
とはいえデザイナーが「何らかの基準」を持って
自分たちの現在地点を把握することは、成長のために重要なことです。
そこで私たちは、デザイナーの評価基準を定める取り組みを始めよう!と動き出しました!
まずは、『自分たちが何をどれくらい作っているのか(定量)』、『自分たちへの満足度(定性)』を調べ、見える化することから始めました。
調査①「たくさん作った気がする」を見える化しよう(定量)
NAVICUSは様々な業種のクライアントとお取引があります。
案件や時期によって制作数に波があり、制作物や難易度も多種多様です。
そのため基準を定めるのが難しく、デザイナー間でも誰が何をどれくらい作っているのか、ざっくりとした感覚でしか共有ができていませんでした。
そんなざっくりとした感覚を見える化するため、私たちはまず「制作物」と「作業内容」をそれぞれ分類することからはじめました!
次にそれぞれの種別ごとに1枚あたりの実体工数を定めました。
種別ごとであれば、難易度による工数のズレはさほど生じなかったのです。
しかし前述の通り、月によって案件量に波があります。
まずは、
①過去の繁忙期と閑散期の数値を測り、基準となる平均数値を割り出す
②毎月、何をどのくらい作っているのか計測する
①に対して②がどの程度 差があるか、を見ることで
今まで体感だった制作数を見える化することができました!
現在も定期的に見直しを行い、整合性を測りつつ進行しています。
調査②「ぶっちゃけこう思ってる」を見える化しよう(定性)
NAVICUSが目指す「End User First」を実現するために、私たちはもっと成長する必要があります。
同じく「End User First」を目指す社内メンバーからの率直な意見を吸い上げ、現状の課題を認識したい!
だからこそ「ぶっちゃけこう思ってる」を見える化し、『自分たちへの満足度(定性)』を認識するべく「デザイナー満足度アンケート調査」を行いました!
アンケートは、大きく3つのカテゴリに分けて設計しました!
①デザイナーに期待するレベル(期待度)について
②1番関わりが多いデザイナーの現在の状況について(満足度)について
③「期待するスキル」「デザインに関することで困った場面」などの自由記入項目
期待度と満足度についてそれぞれ回答してもらい、その結果を照らし合わせて自分たちの強み・弱みを明確にしていきます。
質問項目は偏りが出ないよう、「スピード」「品質」「コミュニケーション能力」の3つの分類に分け、バランスを取りました。
みんなからの声に成長のヒントあり
実際の結果を表にまとめたものがこちら!
任意回答としていましたが、7割以上のメンバーが積極的に回答してくれました!
こちらは期待度と満足度を軸に、図表に落とし込んだものです。
この中の【頑張れ】の部分が、期待されているのに満足できていない箇所となるため、今後の課題と考えられます!
こうして、社内からの意見を吸い上げることで
自分たちへの満足度を見える化することができました!
以上2つの定量/定性の測り方でデザイナーの現在地点を見える化できるようになり、評価基準のベースが整いました!
さいごに
まずはベースになる基準を作り、
「End User First」を大切にする「NAVICUSのデザイナー像」が見えてきました。
さらに、自分達の強みを再認識することもできたので、それぞれの「得意」や「好き」をもっと伸ばしていきたいです!
また、より多くのEnd User に価値を届けるために、
「これまで以上に柔軟なクリエイティブ制作ができるチームになる必要がある」とアンケート結果から見えてきました。
そのために、
外部パートナーも巻き込みながらPartyとしてパワーを拡大する。
Professionalとして、各々のスキルを向上させる。
デザイナー目線でキャッチアップしたことを生かして、質の良いアウトプットにつなげる。
こういった取り組みを続けながら「あなたたちにお願いしたい!」と言われるデザイナー集団を目指します。
今後も定期的にアンケート調査を行いながら、レベルアップしていきたいと思います!
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