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新米パパの育休体験記

世の中の男性の何パーセントが「育休」をとっているのかご存知ですか?

2021年度のデータによると、13.97%※1だそうです。

昔に比べるとだんだんと増えてきてはいるものの、まだまだ少ないと思いませんか?

申し遅れましたが、NAVICUSのもあいと申します。
昨年、妻が出産してすぐに半年間育休をとりました。

初めての育児で感じたことや、お金事情などについて書いていきます。
育休をとるか迷っている男性会社員の方の参考になれば幸いです!

生後0ヶ月は戸惑いの毎日

私の妻は里帰りせず、夫婦で赤ちゃんをみていたので、私も生後0ヶ月から一緒に子育てができました。

新生児を育てるにあたって、戸惑うポイントは大きく3つありました。

まず、約3kgしかない赤ちゃんを抱くのは、本当に怖いです。
首もすわっていないので、落としたりすると大事故になりかねません。

次に、着替えやおむつ替えです。細くてちっちゃい手足なので、着替えさせるときに服に小指が引っかかって折れてしまわないか毎回ひやひやしていました。

あと、一番大変だったのは、思っていた以上に寝てくれなかったことです。
育休前は、泣いたらミルク飲ませれば寝るだろうくらいに思っていたのですが、これが大間違い。ミルクを飲ませてもなかなか寝てくれないし、ずーっと泣いているので、何度も抱っこしたりあやしたりと、慌てふためいていました。

それに加え、妻の体がまだ回復していなかったり、コロナウイルスの感染対策にも人一倍気を使っていたりしたので、二人とも精神的にも疲労が溜まる毎日でした。

想定していなかったトラブルも

赤ちゃんによって、さまざまなトラブルがあるかと思いますが、うちの子は「布団で寝られない」というのが一番大きい悩みでした。(半年たった今でも寝ません)

胃腸が未発達だからなのか、よく吐き、寝ている間も胃液が逆流するようで、布団に置いてもすぐに起きていました。縦向きにしていた方がまだマシなので、産まれた時からずっと座って抱いて寝かせていました。

そのほか、妻の乳腺炎や、赤ちゃんのチアノーゼ、乳児湿疹など、予期せぬことで病院にかかることも多く、今までにないぐらい病院のお世話になりました。

正直、生後3ヶ月ごろまでは、笑わせようとしても反応がないし、夜も泣き叫ぶで正直かわいさよりも、大変さが勝っていました。

もし仕事を続けていたら……と考えると恐ろしくてなりません。

5~6ヶ月はかわいさ大爆発!

この頃になると、体重も産まれたときの2倍ほどになり、首もすわり、ずりばいとおすわりが始まりました。

まだ、ずっと抱っこが必要だったり泣き叫んだりなどはありますが、笑わせたら笑ってくれたり、おもちゃで一緒に遊んだりできるようになったので、かわいさも今まで以上に感じられるようになり、この頃からやっと子育てが楽しくなってきました。

実際、男性の育休取得期間は、半数以上が2週間未満の短期間となっています。正直2週間だとただ泣きじゃくるだけの毎日で終わるというか、日々の成長をじっくり観察するような時間はとれないだろうと思います。

体の大きさも反応も日々急激に成長する時期だからこそ、半年間育休をとり、そばでじっくり見ることができて幸せでした。

育児休業給付金は給与の手取りの約8割!さらに、非課税!

育休について気になることとして、お金の事情もありますよね。

育休中にもらえるお金として、育児休業給付金があります。

育児休業の開始から6ヶ月までは、給料の67%の金額がもらえます。(6ヶ月経過後は50%に減額)

ただ、育休中の社会保険料は免除されるため、実際は手取り金額の約8割をもらえます。

さらに、育児休業給付金は非課税のため、翌年度の住民税も安くなります。

注意すべき点があるとすると入金のタイミングです。

初回の支給には、育休開始日から3ヶ月前後かかるといわれています。3月から育休を開始した場合、初回の3月、4月分の2ヶ月分の入金が6月になるというイメージですが、入金のタイミングは手続きによって前後するようです。

事前に収支を計算し、計画を立てておくことをおすすめします。

育休とってよかった?

結論として、育休をとってよかったのかどうかというと、間違いなくYESです。

家事、育児から通院まで一緒にできたので、妻の負担も減り、非常に助かりました。
また、半年の間、我が子の「初めての◯◯」を間近で見られたことは本当に宝物でした。

とはいえ、育休をとるのは会社の理解がないとなかなか難しいと思うので、とらせてくれた会社には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

また、国の制度もどんどん変わっていっています。2022年4月には育休をとりやすくなるような雇用環境整備の法改正が行われ、10月からは子どもが生まれて8週間以内に、従来の育休とは別に最長4週間の休みをとれる「産後パパ育休」が導入されるなど、男性が育休をとりやすくなる方向に進んでいます。

まだまだ子育ては母親がするものという風潮は残っているように感じますが、今回積極的に育児に参加したことで、子育ての大変さが身に染みてわかり、自分を育ててくれた両親への感謝の気持ちも一層増したので、育休をとってよかったと心から思っています。

ご家庭ごとにさまざまな事情があると思うので、一概には言えませんが、男性も育休をとることが普通になり、もっと子どもを育てやすい社会になるといいなと思います。

(参考)
※1厚生労働省令和3年度雇用均等基本調査より
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&query=%E8%82%B2%E5%85%90%E4%BC%91%E6%9A%87&layout=dataset&stat_infid=000032218460



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