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人材育成マニアのベンチャー経営者が贈る就活アドバイス5選

こんにちは、NAVICUS代表の武内です。
新卒採用の現場で、就活生の皆さんから様々な質問をもらいます。私自身いままで数多くの若手人材の育成やキャリア相談に携わって来ており、それらをもとにしたアドバイスに価値を感じてもらえる場面が日々あります。

そこで今回は、我々NAVICUSの紹介ではなく、いちベンチャー企業経営者として就活生の皆さんへの純粋なアドバイスを記事にさせてもらいました。一人でも多くの就活生が、納得して就職活動を終えられることを願っています。


アドバイスその0.あなたは素晴らしい

就活アドバイス5選の前に、大事な前提のお話を。
就職活動を続けていくと、痛い質問攻めにあったり、自分の話が上手く伝わらなかったり、時に不採用の連絡が立て続けに届いたり、なんて場面も来ると思います。自分に価値なんて無いのかも、そう思ってしまうこともあるでしょう。

ただ、就職活動で企業側が見ているのは、あなたの一側面でしかありません。しかも、所詮就職活動は優劣ではなく相性です。絶対的な良し悪しを決めるものではなく、ただ会社とあなたが「合う」かの見極めをしているだけです。

あなたはそのままで十分素晴らしい。あなたは今日まで、自分の人生をありのまま生きてきてます。もし厳しいと感じるフィードバックを受けたとして、それがあなたの価値を決めることは有り得ません。得たフィードバックを活かせばさらに自分を磨ける、そのぐらいに思えば良いと思います。

では改めて、アドバイス5選です。

アドバイスその1.正直であれ

一番大事なので一番最初に書きます。
正直でいましょう。

正直であることは本当に本当に大事です。
就職活動とは、ただ大きな試練をクリアすることではありません。仲間に受け入れてもらうということです。未来の仲間に対して、入口で嘘や誇張を並べて、良い結果が得られるでしょうか。就職活動はいわば「お見合い」です。本当の自分を知って価値を感じてもらわないと、仮に入社できてもお互い不幸になるだけです。

また何より、相対するのは何百人も何千人も選考対応を行っている人事のプロです。半端な背伸びや誇張なんて、すぐバレます。企業側からすると、ビジネスの知識や経験はいくらでも提供できますが、根底の「誠実さ」は何より教えるのが難しいです。だからこそ、少なくとも僕は正直さに欠く人材を採用することは無いです。

「ありのままの自分なんて、受け入れてもらえるんですか?」と思うかも知れないですよね。そう不安に思うなら、自分を磨きましょう。読書、人との出会い、旅、仕事など、成長機会は様々作れます。良く見せる努力より、良くなる努力に時間を使ってほしいです。

アドバイスその2.本命を決めて全力で臨め

就職活動において、「まず一旦色んな業界を見てみよう」と、幅広く選考に臨むことがあると思います。これ自体は全く問題ないと思いますが、そのままずっと就職活動を進めてしまうと、あまり良い結果を生みづらいです。

企業側は、毎日のように大勢の学生を見ています。そうすると、「明らかに本気の人」と「80%出力で受けに来ている人」の違いが露骨に分かります。結論、「80%出力では本気の人に勝てない」です。つまり、全体的に80%で受け続ける状態は、よほど本人が魅力的でない限り、「ハズレくじを大量に買ってる」ようなものです。

本命を決めましょう。
その会社について、深く調べ、なぜ自分の気持ちが動くのか考えて書き出し、まとめ、自分の言葉で語れるようにしましょう。本命の会社を受ける前に、同業他社の選考に進んでみて市場の理解を深めるのも一案です。本命の会社の魅力をより深く理解できたり、あるいは同業他社に意外な魅力を感じる可能性もあります。

アドバイスその3.成長こそが期待を生む

2の「本命」に対して、どう臨めば良いか。
もう一歩踏み込んだお話をします。

もしあなたがプロポーズを受けたとして、
「結婚したら最高の男(or 女 etc...…)になります!」
と言われたら、どう思いますか?
「え、なんで結婚『したら』なの?先に示してくれないの?」と思いませんか?

「入社したら頑張ります!」より、「すでに始めてます!」という人にこそ、企業は魅力を感じます。この代価の先払いが、あなたの命運を分けるといっても過言ではないです。
選考活動は数ヶ月かけて行っていくものです。その過程のなかで、あなた自身の成長や変化を見せつける場面は沢山あります。例えば一次選考から二次選考に進んでいる時点で、あなたは最初のハードルを越えているわけです。そこからさらに一歩の成長を見せることができれば、企業側としても「お、元々良いと思ってたけど、さらに磨きがかかったな」とより惹きつけられると思います。

アドバイスその4.「入りたい」より「活躍したい」

入社がゴール、と思ってないでしょうか?
実際のところ、入社はスタートです。そこから全てが始まります。

企業が採用したいのは、入社したい人ではなく活躍する人です。
自分が入社できたらどんな働きを見せるのか、どう貢献するのか、そこをしっかりイメージして語れるようにしましょう。「どう頑張るか」と「どう貢献するか」は別です。繰り返しですが、企業が求めるのは活躍する人です。頑張れば良いということでもありません。

どう活躍するか。そのイメージを固めるためにも、まずはその企業がなぜ新卒採用を行っているのか考えましょう。直接聞いてみても良いかもしれません。いま受けている会社が新卒に求めている活躍とは何か、即答できますか?そこを理解しないと、期待に沿った活躍はできませんよ。

アドバイスその5.笑顔・大きな声・感謝の言葉!

受け手の印象を良くすることに全力を尽くしましょう。

人は言語情報で伝えられる情報は2割もなく、残りは非言語で伝わると言われています。
笑顔をしっかり作る、大きな声で応える、感謝を伝える、この辺りは本当に重要です。話を聞いてる時、真剣に聞いてる人ほど無表情になりがちです。無表情だと、見ている側からすると「この子、機嫌悪いのかな??」と思われます。ここで失点してる学生がめちゃくちゃ多い、かつ本人も気づいていないので、本当にもったいない。

発声も印象をめちゃくちゃ左右します。特に語頭と語尾が小さい人は、自信が無かったり不誠実だったりとネガティブな印象を与えがちです。恥ずかしいかもですが、自分が喋ってるところを録画して見てみてほしいです。最初は愕然とすると思います。
語頭を強く、語尾もはっきり、これを意識するだけで印象がかなり変わります。

感謝の言葉も、大切。相手も人間なので、感謝を伝えられると純粋に嬉しいです。思ってるだけでは伝わりません、言葉にしましょう!

「笑顔・大きな声・感謝の言葉」!
これらは、一定は努力でできるものです。つまり、ここを軽んじると「そのぐらいの努力もしない人」に見えてしまいます。

「笑顔・大きな声・感謝の言葉」!
これだけで内定を取れる会社も正直結構あると思います。常に意識して練習しないと身につかないので、日々色んな場で取り組んで定着させましょう。
「笑顔・大きな声・感謝の言葉」!

まとめ

というわけで今回は、就活アドバイス5選をお届けしました。

アドバイスその1.正直であれ
アドバイスその2.本命を決めて全力で臨め
アドバイスその3.成長こそが期待を生む
アドバイスその4.「入りたい」より「活躍したい」
アドバイスその5.笑顔・大きな声・感謝の言葉!

これらは就活特有のテクニック論ではなく、社会人になっても活かせるあり方の話です。ぜひこの機会に身につけてほしいです。

皆さん自身が納得のいく選択が行え、人生が良くなることを切に願っています。
アドバイスその0も忘れずに。あなたは絶対に素晴らしい。


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