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ドイツの『コミュニティ』が変えた僕の生活と故郷山口への想い。~24新卒自己紹介:ミヒー編~          

こんにちは!株式会社NAVICUSのミヒーです!

今回はNAVICUS、そしてこの記事に興味を持っていただき、ありがとうございます!この記事では、まず簡単な自己紹介をさせていただいた後、僕がNAVICUSに興味を持ったきっかけや入社までの経緯、そして入社後の8ヶ月間の経験についてお話しします。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!


バックグラウンド

地元にあるお気に入りの山、白石山

改めまして、ミヒーです!
趣味はスポーツ、アート、温泉、食べることです!

僕は1996年、ドイツ人の両親のもと、山口県の山口市で生まれ育ちました。当時、山口市のような地方で外国人が移住して暮らしているのは珍しいことでしたが、近所の方々にあたたかく見守られながら幼少期を過ごしました。
子どもの頃はサッカーに夢中で、時間さえあればボールを追いかけるサッカー少年でした。高校卒業までを山口市で過ごし、大学進学を機に上京、大学では法学を学びました。
大学卒業後はドイツのライプツィヒという街に移り住み、ドイツ語に磨きをかけたり、大学院で日本文化について研究したりと、2年半の期間をライプツィヒで過ごしました。
そして現在は、株式会社NAVICUSでSNSマーケティングやSNS運用などを行っています!

ドイツでの経験とNAVICUS

僕がNAVICUSに興味を持つきっかけとなったのは、ドイツでの経験が大きく影響しています。
言ってしまえば、ドイツでの経験がなければNAVICUSに出会うことはなく、今は全く別のお仕事をしていたと思います。笑

「小さなパリ」と呼ばれるライプツィヒ

①ライプツィヒ一年生。不安と苦労の日々

僕にとってドイツという国は知っているようで全く知らない、そういった国でした。自分がドイツ人であるにも関わらず、ドイツのことはあまり知らず、ドイツ人の友人も少ない状態だったので、長い間ドイツで暮らしてみたいという思いが強くありました。

その夢が実現したのが東京の大学を卒業した後でした。そのまま就職するか悩みましたが、「ドイツに行くなら今しかない!」と思い、ドイツへ行くことを決意し、結果的にドイツ東部に位置するライプツィヒという街で2年半ほど生活をすることになりました。

当時は2020年、コロナ禍真っ只中の状態で、ドイツでの生活は事前の想像を遥かに上回る大変な経験となりました。住む部屋が見つからない、1年間で引越し5回、新型コロナの規制が変更される中、慣れないドイツ語での情報収集は僕の生活に大きな負担となり、不安を感じることも増えました。東京の生活と違いドイツでの生活は、生活の基盤が安定しない、友達もなかなかできない、当時を振り返るとライプツィヒでの最初の1年間は今までの人生で一番「苦労」を感じた時期でした。

余談ですが、僕が当時よく聴いていた曲は竹原ピストルさんの「東京一年生」でした。ヨーロッパの風景に合わない竹原ピストルさんの野太くて渋い声に浸りながら、「東京一年生」を「ライプツィヒ一年生」に変えて歌っていました。笑 苦労を共にした、思い出の曲です。

②コミュニティが変えた、ライプツィヒでの生活

灰色だった僕のドイツ生活に色がつき始めたのが、新型コロナも落ち着き、現地の大学院に入学したあたりでした。もちろんドイツの生活に慣れてきたことも大きな要因だったかもしれませんが、最も大きかったのが「コミュニティ」の存在でした。

コロナ禍の規制の中で多くの時間を家の中で過ごしていた1年目とは違い、大学院に入り、自分にあったコミュニティに出会えたことで本当にいい時間を過ごすことができました。そして、嫌いになりかけていたライプツィヒという街への見方も変わり、コミュニティを通じ、ライプツィヒの魅力に気がつけるようになりました。「明日が楽しみ」、そんな日々でした。

ドイツでの2年半で多くのことを学ぶことができましたが、その中でも「人生の質は、どこで生活するかではなく、誰と生活するかで決まる」ということ、つまりコミュニティの存在が生活の質に大きな影響を与えるということは大きな学びでした。
こうしたドイツでの経験は、僕がコミュニティ支援に興味を持ち、NAVICUSが掲げる「明日が楽しみになる居場所をつくる」というビジョンに共感する理由でもあります。

新型コロナも落ち着き、楽しい日々の思い出。笑 左から2番目が僕です

③NAVICUSと出会って感じた魅力

これまでに書いた通り、ドイツでの経験でコミュニティ支援へ興味を持つようになり、僕は、日本に帰ってから就職活動を始めることになりました。就職活動の軸としてコミュニティ支援、また自分の故郷である山口の魅力を、コミュニティを通じて最大化するという目標を持ちながら、様々な企業をみていました。その中で出会った会社のひとつがNAVICUSでした。

僕がNAVICUSに惹かれたポイントはいくつかありますが、その中でも特に惹かれたポイントが2つあります。

まず1つ目は、自分の「やりたい」が実現可能な環境であると感じたことです。
NAVICUSの面接で特に印象に残っているのは、何をやってみたい?・何ができると思う?といった自分軸のwillにとても関心を持ってくれていた点でした。そして、そのwillの幅が他の企業と比較してとても広かったんです!ドイツに絡めるならこんなことができるんじゃないか、将来的に山口を活性化するにはどうするべきか?なんなら地方にカフェ作るのもありだからね?みたいな話を面接中にしていました。NAVICUSに出会ってからは、将来のことをより現実的に考えることが増えたのを覚えています。

2つ目はNAVICUSで働いている方々の人柄です。
NAVICUSの選考過程で僕は計8人の社員さんとお話しする機会をいただきました。その中で、自分が興味を持った分野で活躍されている社員さんとお話しをすることができ、僕自身、もっと多くの社員さんをより深く知りたいと思うほど多様な方々とお話しをさせていただきました。「みなさんと一緒に仕事をしたら面白いかもしれない!」と社員さんとお話しする度に感じることができたことがNAVICUSに入りたいと思った理由のひとつでした。

NAVICUSに入社して8ヶ月。

では実際にNAVICUSで働いてみてどうなのか?
僕が8ヶ月間NAVICUSで働いて感じたことは、「自分のやりたいことが尊重される会社である」ということです。

もちろん、やりたい事だけをやればいいわけではなく、現在は幅広い業界のSNS運用のお手伝いをさせていただいており、コンサルティングやマーケターとしてのノウハウも吸収しながら日々仕事に励んでいます。しかし、自分のやりたい事が常に会社の中で意識されている事を感じているのは確かです。例えば新しく案件が提案されると、この案件はこの人のやりたい事につながっている、僕の場合では旅での繋がり(コミュニティ)への関心があるため、旅行や地域系はミヒーがいいかもしれない、など自分の軸を考えてくれる依頼が寄せられることもあります。

もうひとつ「自分のやりたいことが尊重される会社である」という点で印象に残っているエピソードを紹介したいと思います。

長崎の合宿で実感した「やりたいことが尊重される」ということ

2024年の9月、代表である武内さん(シャッチョ)から「一緒に長崎に行ってみないか」とお誘いをいただきました。長崎でシャッチョがCMOを務めている会社「NAVICUS九州」の合宿があり、地域創生のヒントが見つかるかもしれない、と声をかけてくださったのです。
実は、長崎に行くのもNAVICUS九州のみなさんとお会いするのも初めてだったので、行く前からとても楽しみにしていました。

合宿が行われたのは温泉地として知られる長崎県の小浜町。この町は、近年若者たちが中心となって町の魅力を発信し、地域活性化に成功していることでも注目されています。
合宿では、NAVICUS九州のみなさんとのワークショップや、今後の活動についての議論が行われ、非常に刺激的な時間を過ごしました。中でも、特に印象に残ったのが、小浜町で活動するデザイナー古庄悠泰さんによる講話です。古庄さんは、故・城谷耕生さんというデザイナーに影響を受け、小浜町でキャリアを築いてこられた方です。講話では、時間とともに多くの若者が城谷さんの思想や小浜町の魅力に引き寄せられ、地域再生に向けて動き出したストーリーが語られました。古庄さんの地域に対する熱い想いに、僕自身も深く共感し、自分のやりたいことと重なる部分が多いことに気づかされました。その場では目をキラキラさせながら話を聞き、興奮しながらいくつか質問もさせていただきました(笑)。

そんな僕の様子を横目に、シャッチョがいつになくじっと下を向いて考え込んでいる姿が印象的でした。普段は話しながら考えをまとめるタイプのシャッチョが、黙り込んでいる姿は少し珍しく感じました。
その様子に気づいたNAVICUS九州代表の一平さんが「シャッチョ、どうしたんですか?」と尋ねると、シャッチョはしばらく考えた後にこう答えてくれました。

「ミヒーのために今後何ができるのかを考えていた。」

もしかすると、シャッチョ自身も僕がやりたいと思っていることが意外に感じられたのかもしれません。しかし、この時改めて「自分のやりたいことが尊重される会社なんだ」ということを強く実感しました。

長崎での合宿。NAVICUS九州の皆さんと話し合う様子

終わりに

いかがだったでしょうか?
僕の経験やNAVICUSで働いて感じたことについて書かせていただきました。
こうして文章を書いて振り返ってみると、思い出すことも多く、初心に返る良い機会になったと感じています。初心忘るべからずですね。笑 

僕には、将来「山口を若者が残る街にしたい」という夢があります。その実現のために、今自分に何ができるのかを模索する毎日です。しかし、NAVICUSでの経験を通じて、多くのヒントや気づきを得られていることは間違いありません。
これからNAVICUSでコミュニティと関わりながら多くの人に明日が楽しみになる居場所をつくりたいと考えています。

みなさんもいつか直接お話しする機会があれば、ぜひみなさんの経験や夢を聞かせてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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