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仕事と子育て、どっち取る?30代ワーママの転職!

NAVICUSに入社する75日前……私はお店のロゴやパンフレットを作ったり、ビールグラスを作ったり、自宅でデザインのお仕事をしていました。

この75days agoシリーズは、NAVICUSに入社する75日前を振り返って、「75日前には何をしていたのか」「どういう思いでNAVICUSへの入社を決めたのか」を社内で自作の資料をもとに話すコーナーです。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

自己紹介

こんにちは、デザイナーのまやおです!
NAVICUSでは紙・デジタル問わず、色々な媒体のデザインを担当しています。
プライベートでは一児の母として、夫とともに子育てに励んでいます。

今回は私の75days agoについてお話ししますね。

私はNAVICUSに入社する前、フリーランスデザイナーとして個人でデザインのお仕事をしていました。ビールグラスはその時期に作ったものの一つで、NAVICUSに入社する理由となった思い出深い作品です。

順を追って、お話しさせてください🙏

居場所を変えよう!と思ったきっかけ

私は現在、35歳。社会に出てから10年以上が経ちました。
転職も幾度か経験してきましたが、人生を変えるに至った大きなできごと。
それは「娘の誕生」でした。

娘が生まれるまで知らなかったのですが、
子育てって毎日が予想していないことの連続、なのですね!?
例えば、昨日まで元気だったのに、翌朝 突然お熱を出したりします。

▲出社してすぐお迎えのお電話がくることも日常茶飯事

そして子育てするには体力も必要だと知りました。

「夜泣き?新生児の時期だけでしょ?(^o^)」な〜んて思っていたら…
6ヶ月になっても、1才になっても、何才になっても、夜泣きするときはするんですよね(泣)

▲無事に仕事を終えてもお家でやることはたくさん!

私は育休を経て産前と同じ職場にフルタイム正社員として復帰しました。
が、生活のサイクルも、自分の人生における優先順位も、すべてが変わっていく中で産前と同様の『仕事の環境』に飛び込んだ結果、息切れ必至でした。
母親になったからといって、急に体力が無尽蔵な超人になれるわけもなく…
それでも1年間は、ぜいぜい言いながらがんばっていたのですが…。

ある日、転機が訪れました。

娘を預けていた保育園から「娘さんがお熱を出したので迎えに来てください」と電話がかかってきたときのことです。
仕事が立て込んでいた私は、夫に「お迎えにいける?」と相談の電話をしました。

そのとき、夫の返事は…

今の私であれば
「そうだよね!仕方ない、だって県外からすぐ迎えに行けないよね」と落ち着いて返事ができると思います。
でも当時の私の気持ちはこちら。

こう怒鳴りたかったのを、ぐっ、と飲み込んで、複雑な思いを抱えながら「ご迷惑おかけして本当にすみません」と言って仕事を早退し、なんとか娘を迎えに行くことができました。
そして保育園から自宅へ帰る道すがら、冷静になって思ったのです。

「あれ?私、自分の人生を自分でコントロールできてないんじゃないか?」と。

私にとって「働くこと」=「楽しいこと」&「好きなこと」。
楽しく好きなことをして自立した生活をすることは、私にとって誇りでもありました。

なのに今はどうなんだろう。
望んで就いているはずの仕事を全然楽しめていないし、
「今日も保育園から電話がきちゃったらどうしよう…」と毎朝 考えて憂鬱になったり。

そもそも子供が風邪をひくこと自体は、必ずしも悪いことじゃないですよね。
外の世界に出て、体が成長していく過程で必要なことなのに、
「なんで今、風邪ひくのよもう!」「子供が具合悪くなってすみません」「子持ちの自分は職場に迷惑をかける存在」とどんどんネガティブにしか受け止められなくなっていました。
そして、なにも悪くない夫にも当たりそうになりました。

このままでは家庭が壊れてしまう、
仕事も嫌いになってしまうと危機感が芽生えました。

このままではいけない。
自分の人生を自分でコントロールできるようになりたい。
まずは自分が変わろう。今の自分が生きやすくなる居場所にいこう。
と、その日、私は決意しました。

SNSマーケティングの原体験

そうして私は会社を退職し、フリーランスのデザイナーとして活動を始めました。
ありがたいことに、たくさんのご依頼をいただきました。

▲フリーランス時代の実績の一部

また、クライアントワークと並行して「好きなものを作る」ことも楽しんでいました。
あるとき、地元のハンドメイドイベントに出店するためオリジナルロゴのビールグラスを50個、作ったのですが…

▲実際に作ったビールグラス(左)と、イラストレーターさんに描いてもらったイメージイラスト(右)

コロナ拡大により、なんと開催1週間前にイベントが中止に。
50個もグラス作っちゃったのにどうしよう!!!
終わった…!!

在庫を抱えて呆然としていた私を救ってくれたのは
Instagramのコミュニティでした。

当時、私は趣味と実益を兼ねてInstagram内のダイエットコミュニティに参加していました。
イベントが中止になったことを嘆いていたら、コミュニティのメンバーたちが、なんと!
「グラス通販できる?買いたい!」と次々に申し出てくれたのです。

おかげさまで、グラスは完売。
これが、「SNSでモノが売れる」という、私にとってのSNSマーケティングの原体験になりました。

遠く離れた場所にいても、信頼関係は築ける!

その後、しばらくして……。
九州で豪雨災害が発生。
グラスを買ってくれたフォロワーさんの中にも被災された方がおり、大変な状況におかれているとわかりました。

いてもたってもいられなくなった私は、何かできることはないかと考えて
コミュニティメンバーに、「募金しない?ネットから募金ができるから、やり方がわからない人がいたら私がお金を預かって一緒に募金するよ」と呼びかけました。

呼びかけに賛同していただき、私の手元に集まった金額はなんと総額で15万円。
大金ですよね。
本当にびっくりしました。

会ったことがなくても、お金を預けてもらえるくらいの信頼関係が
ちゃんと築けるんだ、
オンラインコミュニティで人はつながることができるんだ!という気づきを得た私は、
あらためて、SNSってすごい!と感動。
(お預かりしたお金は、もちろん全額募金させていただきました!)

ここで私は、デザイナーとして、SNSに関わる仕事に就いてみたい!と
強く感じるようになりました。

転職活動スタート!

転職の条件は、①デザイナーとしてSNSに関われる
②家庭も大切にできるワークスタイル
つまり「SNS×リモートワーク」でした。

私にとってはどちらも未経験の領域で、未知の世界に飛び込むことには不安もありました。
特に娘はまだ保育園児で、毎日バタバタ。

子育てしながら会社員、うまくやれるかな、心配だな、
でも挑戦したことない生き方、やってみたいな、SNSの仕事気になるなあ、
でもなあ、子どもが……。

と、転職活動に踏み切る前に、まだ起きてもないことを心配して頭の中をぐるぐる。

さらに私の場合は挑戦できる状況にあったにも関わらず、子どもを逃げる言い訳に使っていました。

「ママはあなたがいたから、あのとき諦めたんだよ」ではなく
「ママはあなたがいたから、あのとき頑張れたよ!」って言われた方が、
娘もきっと嬉しいんじゃないかな?と思い直し、

ようやく転職活動に踏み出した当日……
最初に目に止まったのが、NAVICUSの「デザイナー募集」の求人でした。

どんな会社だろう?
何気なくX(旧Twitter)で社名を検索したところ、
社長のアカウントにて、こんなつぶやきを発見。

この言葉が、私の背中を押してくれました。

家族も仕事もどっちも大切にできる生き方を選択するんだ!
と覚悟を決め、今、ここにいるのだと思います。

これからも母として、
子どもの存在を頑張る原動力にする。
社会人として、仕事を通じて「好き」を諦めない。
そういう人でいたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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